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―株式会社BIに入った理由を教えてください。

弁当の製造というものに興味がありまして。一般的なの飲食店に比べて原価率も高く、単価が安く、回転率も高いという、飲食業の中でも、難しい業種であり、どうやって、経営をしているのか、中で働いている人はどんな人達がどんな思いで働いているのか。というところに興味がありました。
単価が安いということは、それだけお客様に満足してもらって頻繁に利用してもらわないといけないので、どうやってやっているのかなと。

―そこまで考えられているということは、スガオさんは、もとから飲食業に携わられていたんでしょうか？

はい。学生時代から飲食の専門学校に通って色々経験してきました。自分でも店舗を経営していた経験もあります。

―では、実際にお弁当屋さんに就職されて、気づいたこと。これからやっていきたいことなどあれば教えてください。

そうですね。元々、チェーン店で働くと、冷凍食品や出来合いの物を温める。という工程が多いというのはわかっていたので、個人店で働きたいと思っていました。
その点、株式会社BIは冷凍食品や出来合いの物は使わず、一から手作りでやっているので、非常に理想的でした。
料理って楽しい。と思える職場で、自分にはやはり現場が合っているなと再認識しました。
現場では、家庭で腕を振るってきた主婦の大先輩方が多くいらっしゃって、料理に関して新たな発見もたくさんあります。そして何よりみんながイキイキしているので。これからも現場を大事にやっていきたいと思っています。

―では、株式会社BIという会社の現場の雰囲気について教えていただけますか？

はい。一言でいえば「はっきりしている」ですね。

と言いますと？

例えば、仕込みの際、いつでも最適な味が出せるように、時期や作る人によって味の偏りが無いように、一つ一つの料理を計量している。当たり前の事ですが。その当たり前ができてない店舗はたくさんあると思います。
レシピはもちろん。スタッフ一人ひとりが間違うことが無いように色々決まり事があってすごいなあ、やりやすいなあと思います。

―では、スタッフ間でのコミュニケーションはどんな感じでしょうか。

割とゆったりと、和気あいあいとやっている感じです。
前務めていた店では、中でしゃべっていると怒られたんで。そういった点では、楽しんで仕事で来ていると思います。
もちろん集中するときは集中する。でも、お弁当を作るのって、チームワークがすごく重要だと思うんです。料亭みたいに、一人の料理人が一つの料理を仕上げるのではなく、一つのお弁当箱の中にみんなが用意した料理が載っていく。仕込みも含めて、コミュニケーションが無ければ一つのお弁当は出来上がりませんし、心もこもりにくいと思います。

―では、価格についての感想を教えていただけますか？330円とは、なかなか設定するのに勇気のいる価格設定かと思うのですが。

そうですね。僕の経験上、どんなに値段を下げても400円は設定しないと利益はでないです。素材の原価、光熱費、スタッフの給料などを考えると。
でもそこは店長が色々工夫してやっていっているんだろうなと。
だから、僕たちは日々お客様に満足してもらって、リピートしてもらって、紹介してもらって。というところを目指していくことがやるべきことだと思います。

―今後、株式会社BIはどうなっていくと思いますか？

そうですね。まだ経営に関して携わらせてもらってるわけではないので、今後どのように広がっていくのか、はわかりませんが、店舗が増えていくと思います。僕が勤務する荒本店でもすでにたくさんのリピーターさんについてもらってますし。

―では株式会社BIがこれから拡大していく中で、スガオさんはどうありたい。というのはありますか？

そうですね。BIのいいところはやっぱり現場だと思います。
現場でみんなと一緒にイキイキ働いていられる人間でありたいと思っています。

スガオさんから見た、社長ってどんな人ですか？

優しい・真面目・視野が広い。ですね。
失敗しても、「次にしっかりとできるように覚えられてるんならええやん」と。だからこそ間違えた時に、素直に報告ができて、やり直しができます。

―では、最後に仕事を探している人・BIに申し込もうと思っている人に一言お願いします。

覚えが悪くても、業界未経験でも、きちんと仕事が覚えられて、頼りにされる人間になれる職場環境かと思います。
特に、帰る時間は割と早いので、帰って家族の夕食を作らないといけないお母さん世代にはとっても都合がいいと思います。